こちらも紹介。
プロレス雑誌「KAMINOGE」で好評連載中の「変態座談会」から、格闘技系の人たちのインタビューを集めた一冊。
登場するのは、髙田延彦、安生洋二、髙山善廣、菊田早苗、宮戸優光、田村潔司、長井満也、髙阪剛、中井祐樹、桜庭和志の十人。誰をとってもそれぞれにドラマを持った人たちで、読む前からワクワクします。ここに前田日明、船木誠勝、藤原組長がいれば、プロレスと格闘技の境目にいた人たちはほぼ網羅できるんですよね。前田と髙田が並ぶなんて考えられませんが。
でも、そうそうたるメンバーですよね。UWFインターの髙田、安生、髙山、宮戸、桜庭、RINGSの長井、髙阪、田村、修斗の中井。またそれぞれにキャッチフレーズがあるのがプロレスラーらしいですよね。髙田の「平成の格闘王」、安生の「ミスター200%」、「帝王」髙山、菊田の「寝技世界一」、田村の「赤いパンツの頑固者」、「世界のTK」髙阪。
とにかく面白いです。メンバーがメンバーなので、旧UWFからUWF、UWFインターやRINGS、果ては日本柔道界までの裏話満載。